Yuzu's Discography
センチメンタル・
寺岡呼人による曲解説!

1 『センチメンタル』
メンバーは
ギター 藤井謙二
ベース 美久月千晴さん
ドラム 宮田繁男さん
パーカッション みさわまたろうさん
ブラス 山本拓夫さん
というメンバー。
今回は北川君が、今までとは違う雰囲気の楽曲を持ってきた事にまずビックリ。
「Aメロのコードはオシャレすぎない?」って言ったら、「これは呼人さんが前に何気なく弾いてたのを頂きました!」と返ってきました。とにかく北川君の“何か新しいものを”とか“ゆずの可能性とは?”みたいな、彼なりに一生懸命考えた意気込みを感じました。
今までと違うのは、2人で考えてきたものとは違い、基本的には北川君がアイデアを考えてきたことと、まず2人でやる前にデモテープを作ってみた事。「夏っぽい感じで」というテーマの元に、みんなでアレコレ考えました。サビを岩沢君が歌ってみたり、パートを色々変えてみましたが、結局メインは北川君に決定。圧倒的な“岩沢ワールド”があるように、ここへきて“北川ワールド”も急成長してきたのかもしれません。
リズムや16ビートの感じも今までのゆずにはない感じです。でも、「じゃ、他には誰がこういうのをやってる?」って思うとやはりいないのです。それは2人が強烈な個性を持ってるからだと思います。『夏色』からまだ1年です。僕は素直にこの成長や努力を褒めてあげたいです。しかし。育った風土や環境っていうのは音楽に反映されるんだなって、ゆずの曲を聴くと思う。『夏色』や『センチメンタル』も“横浜”という環境で育ったから生まれたような曲で、ウソがない。第2のサザンはゆずに決定?
2 『踏切』
これは岩沢君にドラムやベースを入れてくれって言われて、デモテープでは2番から入れてました。
でも、曲の持つ夏の雰囲気がどうしても薄れてしまい、「やっぱやめよう」って事になりました。ただ岩沢君の持ってきたテープ(最近はもっぱらMD!)は、あっさりと終わってて、踏切の前に一人で立ってて、その向こうに陽炎が漂っているような雰囲気が欲しかったので、曲が終わって「カンカン.....」っていう踏切の音を入れて、その後にゆず初のブレイクビーツと轟音のノイズギターを入れました。せつない感じが出てて、気に入ってます。これはショーンレノンっぽくしてみました。あと、イントロやブリッジ、エンディングに出てくる「ワンワン.......」っていう不思議な音は、エレピの音にギターで使うワウワウペダルというエフェクターを踏んで入れました。これも“陽炎”効果をうまく演出してくれてます。あとは全編に『ねこじゃらし』でも使った、メロトロンという楽器を入れてます。
『出口』に引き続いて、“ハマッタ”出来です。
3 『過食な健康食』
この曲は結構出来立てホヤホヤの状態でそのままレコーディングしました。
2人で隅の方でアッという間にハーモニーを考えて来て、一気に録りました。解説不要!文句なしの“岩沢ワールド”です。