『COSMOS』各界からのコメント


ゆずリーダー 北川悠仁 ゆずサブリーダー 岩沢厚治 友部正人
    呼人くんの言葉の汗
    二月のゴールデン・サークルの一週間後に、呼人くんに詩の朗読会に出てもらった。
    それは「ノー・メディア」という題の、ミュージシャンが自作の詩を朗読する会で、 下北沢のラ・カーニャという店で、二月の毎週日曜日に開かれた。最終日のその日は 呼人くんの他に、田辺マモルくん、三宅伸治くん、山川ノリオくんといった人たちと、 飛び入りで小中りゆさんとバンジー・ジャンプの町田直隆くんが出演してくれた。
    呼人くんはゴールデン・サークルの後の一週間で書いたといういくつかの詩を朗読し、 たくさん汗をかいた。その汗を呼人くんは直前に飲んだブランデー入りの紅茶のせい にしていたけど、ぼくにはのどの奥からくみ上げた言葉そのものに見えたんだ。
    呼人くんはくみ上げた言葉を全身から吹き出していた。言葉は雫になってぽたぽたとステー ジの床に落ちた。呼人くんが全身から吹き出した言葉はとても美しかった。ぼくは思っ たんだ。どんなに楽々と生きているように見えてる人でも、きっと言葉とはこんな風 に格闘するんだって。 呼人くんの言葉の汗を聞きながら、ぼくも記憶の中の不発弾を 形にして取り出そうと思ったんだ。
アイコ (advnatage Lucy)  
    1曲目の「オペラグラス1976」は、ちょうど私が生まれた年で、 参加させてもらった「さよならアンナ」の録音の直前、まだ私が題名も知らない頃に ちょうど大好きな「ANNA」のビデオを見ていたり… これもGolden Circleのパワー なのでしょうか?“何かを引き寄せる。”「COSMOS」はそんなパワーに包まれている アルバムです。
町田直隆 (BUNGEE JUMP FESTIVAL)
    このアルバムでの呼人さんはまるでロックやポップにであったばかりの子供のようだ。
    とてもイキイキしていて優しい。
    素敵な30代だと思う。
吉田直生(Snappers)
    唐突ですが、たまに訪れる気分の良い晴れた日などには、気付くと無意識に、歌を口 ずさんでる自分が居たりします。そしてそれが呼人さんのメロディーだったりする事 も多々あります。このアルバムの中の曲達も、いつのまにか自動的にインプットされ んだろうなぁ〜。
藤崎高寛(Snappers)
    「ゴールデンサークル」の時の事を思い出しながら聴かせて頂きました。
    グッときました。しかし呼人さんはいったい、いつ休んでいるんだろうか…
石部道生(Snappers)
    最高ッス! 青春と大人の魅力とが満載ッス! ステキな音楽ありがとッス!
柘植浩文(Snappers)
    呼人さんのやさしくて、それでいてアツイ一面やクールな一面、とにかく 呼人さんのアルバム!! 文章下手ですんません!!
石田匠 (The Kaleidoscope)
    今回で呼人さんのコーラスに参加するのは二度目となりました。
    ボクの声はコーラスにしては、ちょいとハスキーっつうかノイジーなのでなかなか うまくまざらない声なのですが〜。
    あと、ハモリを唄うのがほんとに苦手で、どうしても主旋のメロにつられてしまうのですがぁ〜。
    そこいらへんは呼人さんは、よくわかってらして今回はバディーホリー的なトレインビートに乗って、コーラスというよりはシャウトする感じでした。

    実は、そのコーラスいれの前日に、呼人さんから『花見してるけど、家に遊びに来な い?』って電話があり、楽しく飲みに行ったわけです。そして、そこで一本弦の切れたガットギターで『なにか唄って』というリクエストの もとで、延々とみんなとスタンダードを唄いまくった夜でした。そこでかなり熱唱したため、ノドがひりひりするなぁ〜と思いはじめた時、呼人さんから 『明日コーラスのレコーディングに来てよ』って「そんなぁ、最初に言っていただければぁ〜」 と心の中でシャウトしたもんです。

    で、今回の楽曲は“呼人流ブルース”というか、ブルース物語。
    ロバートジョンソンがクロスロードで魂を売ってブルースを会得したという話の曲とかにも通ずるものを感じます。そういえばエルモアジェイムス(これも黒人ブルースの大御所)のボックスを かりたままであることを思いだしました〜。今度持っていきます。

    呼人さんの言葉で、そして節回しで、わかりやすく "Harlem Devil City" が 浮かびあがってきます。さながらバットマンのゴッサムシティーのように〜 曲が終わっても、どこかに "Harlem Devil City" も存在しているとさえ思われます。

    みなさんも、探してみてください。
堂島孝平
    「さよならアンナ」は、とくに呼人さんが梅宮アンナの元彼だとかそういうことではなく、 初めて曲を聴かせてもらった時に、空港のあの独特な近未来的雰囲気や、出発する人間と帰ってくる人間が交差する不思議な感覚などがボクの頭をよぎったことから生まれたのでした。 ゴールデンサークルで初めて呼人さんにお会いしたときの印象が、「明るくさよならを言える人」 だったのも多少は影響してるのかもしれません。実は、他のミュージシャンの方と共作をするのは 今回がはじめてでした。自分がこのアルバムの一部になれたと思うと、けっこううれしいです。
    呼人さん、ありがとう。胸躍る瞬間がつまった素敵な作品ですね。
仲井戸“CHABO”麗市
    寺岡呼人くんのニュー・アルバム“cosmos”をたった今聞き終えてノ..すぐに浮かんだイメージ....それは何故か....“遊園地”。例えばこんな物語....遊園地....。寺岡君は今、“地球”という名の遊園地にいる。そこで“人生”という乗り物に色々乗り降りしている。
    ....ほら、観覧車だったり、ジェット・コースターだったり、....のんびり、ゆったり足元に広がる景色をある時はながめたり、スリルいっぱいにある時はぶっとばしてみたりってな....。

    そんで、そう今日は彼女とのデートの日、楽しい一日。でもあまりにも混んでいて二人はいつのまにかはぐれてしまう.....。
    で、でも大丈夫、二人は“今夜の出口”できっとちゃんと会えることになる....。そ、そんな物語のイメージ。
    ....“cosmos”の唄達。......カラフルでドリーミーにあり続ける....遊園地....。だ、だけども閉園近い夕暮れ時の、そして休みの日の人気のない遊園地の“さみしさ”なんてことに気づいたのは、はたして僕等が大人になってしまったからなのだろうか.....。

    ....と、ところで大人っていったいな、なんなんだ?....たとえ子供の頃と全く同じ気持ちにはなりえないとしても、僕等は今だってたまには遊園地なんかで、とびきりドリーミーなひとときを過ごしてみたいなんて思ったりもするさ。だいいちそれくらいの想いでもなければ、そんな想いをなくしたならば、人生なんてあまりにも味気なさすぎるじゃないか....。あり過ぎるほどの現実の危機感。それは個人単位にせよ、社会、世界、地球単位にせよのしかかる現実....。

    だ、だからこそ、ドリーミーな遊園地が消えてしまわぬうちに僕等はある晴れた日にでも、出かけようとするのかも知れない。
    そして、そう、こんなスピリットのことをきっと“ロックン・ロール”と名付けたんだ。な、そ、そうだろう?寺岡くん!
    ティーンエイジャーの頃のように、あるひとつのパッションめいた気分だけでぶっとぶことができた、ぶっとぶ事で済んだロックン・ロールだけではない、何か別の価値といったものを君はきっともう認識しているはずだもの....そんなロックン・ロールのスピリットといったものを......。

    “ゴールデン・サークル・オブ・フレンド”、そんな君の呼びかけに集まった友達、いや、彼等はもしかしたら新しい兄弟達なのかもね....。
    そう、大丈夫、“ゆず”くん達のように、きっとさみしさなんて事をふきとばしてしまうことに気づいているであろう弟達がいるんだから......。
    そう、大丈夫、“友部正人”のようにさみしさなんて知りつくしているくせに、それでもあんなふうに唄いかけてくれる兄貴がいるのだから...。

    そ、そして君の呼びかけに集まったハートフルなbrother&sister達。
    そ、そうだった、いつかの夏に、僕も声をかけてもらったこと忘れないよ....うん、熱い夜だったね.....。
    “cosmos”....、さあもう“カオス”ではない、ドリーミーなはずのこの星、地球の未来ってやつを世界中が今こそ探す時なんだ....。

    こ、こんなのってロマンティックすぎるか?ハ・ハ・ハ、いいんだよ、いいんだ。

    だ、だってロック&ロールってのは、とびきりにロマンティックなもののはずなのだから....な、そうだろ?


    P.S. 寺岡くんの唄の、なにかの唄のにあるノ..“宇宙の果てで君をみつける”....っての....うん、いい話だな....なあ、そこはもしかして遊園地みたいなとこかな....。でーっかいオペラ・グラスでのぞいてみたいな、そんな遙かな“ドリーム・ランド”みたいなとこを探してさ....。

    Yeh! Hey! 寺岡!
    Keep on R&R ,yeh,yeh!だぜィ!「.....だよな.......。」・・・


    02.5. 仲井戸“CHABO”麗市


矢野顕子 寺岡さんはあまり背が高くない。
彼の作る音と詞は等身大である。
あまり背が高い人と会話をしていると首が痛くなるのだが、
そういうことは彼に関しては起こらない。
いっしょに歌ったことのある矢野顕子はしあわせものである。


木村充揮 やったね。
甘く切ない想い。
強く空に向かって。
未来に向かって歌ってる。
力いっぱい さぁ僕も....。